動物実験への取り組み
動物用生物学的製剤の開発及び品質管理には実験動物を使用することは避けられません。
当社は、動物実験を適正に実施するため、「動物の愛護及び管理に関する法律」、「実験動物の飼養及び保管並びに苦痛の軽減に関する基準」及び「農林水産省の所管する研究機関等における動物実験等の実施に関する基本指針」に準拠した動物実験に関連する規程を整備し、動物実験委員会を設置して、以下のように適正な動物実験の実施と動物の飼養に努めております。
- 動物実験にあたっては、1959年に英国のRussellとBurchによって提唱された動物実験及び実験動物の福祉の基本理念である3Rの原則、「①苦痛の軽減(Refinement)」、「②使用数の削減(Reduction)」及び「③代替法の活用(Replacement)」を念頭に置いた計画を義務付け、動物実験委員会で計画を審査し、報告書で実施状況を確認しています。
- 動物愛護に配慮した動物管理と実験を啓発するため、動物実験実施者及び動物飼養者には定期的に教育訓練を実施しています。
- 動物実験が、社内規程及び法令等に従って実施されていることを定期的に点検して適合していることを確認しています。
さらに、実験動物慰霊式を執り行い、実験動物に対して感謝と敬意を表しています。