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ごあいさつ

「動物を守り、人を支える」を目指して

代表取締役社長 大西 徹

京都微研は動物用ワクチン専業メーカーとして1948年に創業し、研究開発から製造販売、アフターフォローまでを一貫して行うメーカーとして、動物を守り人を支える方針のもとにワクチン及び診断薬の製造販売一筋に取り組み、動物の予防衛生に寄与してまいりました。

2020年1月1日には当社およびフジタ製薬の営業機能を統合したささえあ製薬が発足し、2022年1月1日にはグループ全体を統括する機能を有するささえあホールディングスがグループに加盟しました。

そして、2024年3月6日には、ささえあホールディングスの全株式がオリックス株式会社からビルバックに譲渡することで合意がなされ、両社間で株式譲渡契約が締結されました。

ビルバックとささえあグループの補完関係の構築により、製造・品質管理・品質保証にグローバルな視点や経験が加わり、安定供給の強化が期待できます。さらに、それぞれの研究開発を組み合わせることで、今まで以上に市場に適した製品の提供が可能になるとともに、日本発の画期的な製品群を世界へ提供することも期待できます。

ユーザーの皆様へ弊社製品とサービスを安定的に提供することは、新たな体制となっても変わらぬ絶対的な優先事項であり、企業としての責任を果たせるよう真摯に取り組んでまいります。

現在、私たち動物用医薬品業界を取り巻く環境は、我々のライフスタイルとともに日々刻刻と変化しており、日本では畜産農家の高齢化および後継者不足による経営離脱や、飼料の価格高騰等、厳しい局面を迎えております。その一方で、畜産経営規模の拡大や世界的な人口増加による動物性食品の消費量増加により、総合的な予防衛生対策は、今後ますます不可欠な課題となっております。

私たちは、その予防衛生の一翼を担当するメーカーとして皆様のニーズに応えるべく、より有効性・安全性の高い新製品を創出し、安定的に供給することにより、動物がもたらす恩恵に感謝しすべての人々の安心と喜びを支えるというささえあグループの理念の下、動物と人が奏でる暮らしに貢献することに全力を尽くし、日々、精進してまいります。

代表取締役社長 大西 徹