2023年9月20日、防災訓練の一環として京都市市民防災センター主催の体験プログラム「事業所研修コース」を受講しました。
当日は「防火DVD視聴」「避難体験」「警報設備取扱い」「消火訓練」「防火講話」のプログラムで進みました。「避難体験」では実際の火災現場を想定した、暗闇で煙の充満した火災報知器が鳴る中での避難体験を行いました。安全が保障された中での避難体験なので、想像以上に苦労はしたものの比較的冷静に避難できたと考えていましたが、避難後講師から「どこで火災が起きていましたか」の質問に対し、避難時常に火災発生場所のアナウンスが流れていたにも関わらず、誰も答える事が出来ませんでした。避難体験であっても想像以上に冷静ではいられなかった事が判明し、訓練の大切さを実感しました。
また、実際の火災を体験した方の「定期的に避難訓練を行っていたが、実際の火災現場では何の役にも立たなかった。しかし避難訓練を行っていなければ全く動く事ができずに死んでいただろう」という言葉が非常に印象に残りました。
本研修は、弊社の棟管理者を対象に防災訓練の一環として今年より受講を開始しました。これからも災害時に適切な対応ができるよう対象者を拡大し定期的に受講する事で防災意識の向上に努めて参ります。