2022年11月7日に全社員を対象としたオンラインによる労働安全衛生研修を開催しました。

前回に引き続き、岡本労働安全衛生コンサルタント事務所の岡本浩先生を迎え、「労働安全衛生の基本（ケガをしないための心構えパート2）」をテーマとして研修していただきました。

労働安全では、危険物の対象を「不安全状態」、無意識の行動を「不安全行動」と呼び、「不安全状態」の場所で「不安全行動」を行うと高い確率で災害が発生しやすい事を前提に、通勤災害として弊社周辺の道路でどのようなリスクがあるかを身近なところからお話し頂きました。「指さし呼称」を行うことで、「無意識の行動＝不安全行動」をしない癖（習慣）をつけ、未然に事故を防ぐ事の重要性を再認識しました。また、業務災害としては「不安全行動」の低減に向けて二重、三重の仕掛けが必要であり、「安全作業手順書」の遵守や「KY（危険予知）ボード」等を活用することにより「危険の見える化」を洗い出し、社員へ情報共有する事が労働災害を防ぐ上で有効であることを学びました。

さらに、本年5月末に労働安全衛生規則の大幅な見直しがあった化学物質の「リスクアセスメント」とは、社内活動から得られたリスクの程度を数値化、評価し高リスクのものから改善していく活動である事もご講演いただきました。

本研修においてご講演頂いた点を踏まえた労働災害防止活動を展開していき、今後とも社員が安心して業務を遂行できる環境を整備して参ります。